2007年11月27日

アンニュイ

HI360221.jpgさまざまな要素で構成された人間て種族は、街にポイ捨てをしながら会社の掃除ができたり、ものごとをイヤだと思いつつもやり遂げたり、いいかんじにゆるいわけです

宝石は純粋で地球の種族の中でも長命。
あそこまで安定した存在に結晶化するまでの過程は、高温、高圧力の地獄の釜で限界まで圧縮されたり突然冷却されたりと、想像を絶する複雑さと激しさだそうです

わたしはミネラル類に魅せられて仕事していたことがあるのを前に書いたと思いますが、、

彼らは自力では動いたりしないけど
代わりに人間が、掘り出したり削ったり磨いたりデザインしたりと働いてます
彼らに使われているという感じ

また彼らが意志を持っていることはホープダイヤなど王者たちの宝石伝説でも語られていますよね

人間の手によってどんどん新しくて美しい宝石が発見されています
何千年経とうが色褪せない輝きはいつの時代にも人間の憧れを誘ってきました

そんな永遠の命を持っているかのような宝石も死ぬことがあります

わたしが見たのは大粒のダイヤモンドのむくろです
かなり感傷的ですし、主観ですけど、お客様が持ってきた指輪のその石は完全に力を失っていました。
リフォームで持ち込まれ、オーナーはそのダイヤモンドを外し別の石に替えることを望んでいるとのことでした

ダイヤモンドのカリスマ性あふれる輝きは失われていました、そして二度と蘇らないのです
濁って不透明で、すのようなものが入りとるに足りないものになってた

ダイヤモンドって死ぬんだ!

衝撃でした


どうしたんですか?
と訪ねたら
火事で焼けてしまったんだそうです

ダイヤモンドは炭素ですから
火には弱いんです
融点が高いプラチナの枠だけが、まったく無傷で残っていました

不思議な気持ちになりました

ただの石になったそのダイヤモンドはでも、さまざまなダイヤモンドの中で強烈にわたしの記憶に焼き付いている

やっぱりカリスマかも?
posted by ゆら at 00:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | にゃんこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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